2男児兄弟のママになりショック!希望通りの性別の赤ちゃんを授かれなかったショックから立ち直る方法をご紹介します。
「子供の性別に拘る私はおかしいのかな…。」産み分けに失敗し、しばらく毎日苦痛だった2男児持ちママの私が試した事をご紹介します。
性別を希望するのはいけない事?
「健康ならどちらでも…」と口では言いながら、赤ちゃんを望む時、つい欲張って希望してしまうのが、性別です。
第一子は本気で「男女どちらでも~」と思っても、希望する家族構成というのは誰しもがあるもので、第二子以降となると特に深刻な問題になってくるかと思います。
希望に反した性別の子供の妊娠・出産が続いた時、失敗したー!と思ってしまうのは仕方のない事かと思います。
欲深き人間ですから、女として、母親として、男の子育児、女の子育児、それぞれの両方の育児を経験したいと思う事は自然な事かと思います。また、男女両方の子供を持つママを羨ましく思う気持ちもごくごく普通の感情ではないかと思います。
しかしながら、世の中には、そもそも子供に恵まれない人、障害を抱えた子供を持つ人がおり、子供を設けられる事だけでも奇跡なのに、性別までもを選ぶなんて馬鹿げた事と非難される事は事実と理解し、産み分けや、性別の希望については公言するべきではない話題です。心の中にだけ留めておくことをお勧めします。
自分一人で、自分の気持ちを認め、自身で昇華させていく必要があるかと思います。
不満を認めてショックを癒そう
強がらず、「女の子(もしくは男の子)が欲しかった」という気持ちを素直に認め、その気持ちを昇華させる行動を起こした方が、精神衛生上はいいような気がします。
1つ1つこなして、負の気持ちを癒していきましょう。
SNSから離れてみる
何故、「産み分け失敗」と思うのでしょうか。
それは、「女の子(男の子)が欲しかった!こういう、きょうだい構成が良かった!」という自分の理想を叶える事が出来なかった、という挫折にも似た事実があるからです。思い通りにならなかった・できなかった事による不満や悔しさが、気分を落ち込ませているのです。
「努力が足りなかった」「運がない」と自分を責め、自己嫌悪に陥る人もいるでしょう。
もし、SNSで友人・知人の私生活を日常的に覗き見る事ができる状態であるのならば、すぐにログアウトして、見たくない情報を完全にシャットアウトしましょう。「隣の芝生は青く見える」と言うように、幸せな生活を送る他人に対しての嫉妬心が、自身の落ち込みを加速させる可能性が高いです。特に、自分が理想としていたきょうだい構成の子供を持つ知人らは完全シャットダウンしてしまいましょう。そうする事で、一時的ではありますが、自身の精神衛生と安定を守る事ができます。
リアルな付き合いも控え、理想的な子供らを持つ友人とは距離を置くことをお勧めします。
子供の性別でマウントをとる女性は少なからず存在します。そんな非道な人間の標的にされたらたまりません、自衛の意味で早い段階から距離をとりましょう。
同じ境遇の人の体験談を聞く
まずは、客観的に自分の気持ちを確認する為の作業として、同じ境遇の人の体験談を聞く事をお勧めします。リアルな友達・知人に尋ねるにはなかなかハードルの高い話題であり、聞きにくいかと思います。そこは便利なネット社会。検索で、「産み分け失敗 体験談」などと検索して、産み分け経験者や、子供の性別に悩む人々の声を収集しましょう。
きっと、自分と同じ気持ちのママの体験談を見つける事ができるはずです。
体験談を見て「自分だけじゃない」と思う事で、少しは気が楽になる事でしょう。
アメブロの「#産み分け」タグやカテゴリもお勧めです。
感情を抑え込まない
もし、悲しさや悔しさから泣きたい衝動にかられた場合は、我慢せず泣いてしまいましょう。自分の感情を認める作業として大事な事です。涙を流すことで心が癒される場合もあります。立ち直りを早める効果があります。
もし、心から信頼できる肉親、気持ちを理解してくれるパートナーがいる場合は、打ち明けてしまっても良いかと思います。(もちろん、その相手が産み分けに否定的でない事が必須になりますが。)
自分だけのライフプランを考える
子供は自分の所有物ではありません。いずれは自立して自分からは離れていく存在です。
希望した性別の子供が産まれたとしても、どれだけ自分自身の人生に影響があるかなど先の事などわかりません。子供にばかり意識を寄せず、夫との夫婦のみの人生、もしくは自分1人の人生を考えてみましょう。
子育てに固執しない自分自身の人生プランを立てる事で、子供の性別など対して気にならなくなってくるでしょう。子供がいてもいなくても、子供の性別が男女どちらであっても、そんな事とは関係なく、あなた自身の人生は、あなた1人だけのもので、今後もずっとずっと続いていくのですから。
リベンジを検討する
失敗には、シンプルにリベンジが一番楽です。
気持ちを前進させる事が容易にできる為、精神を安定させるという意味では一番効果的かと思います。そのまま理想通りに達成・成功させる事ができたら、それまでの負の感情なんかすべて吹き飛ばす事ができるでしょう。
パートナーと早々に話し合い、自分の意思を伝え、それに向かって前進してし出してしまうのも手段の1つです。
ただ、金銭的にも年齢的にも即決しにくい家族計画。ましては3人目、4人目…それ以上となってくると実現ハードルがどんどん上がっていく為、実際はリベンジを続けるという事は難しいでしょう。検討し、場合によっては、早期に見切りをつける事も大事です。
尚、「産み分け」には様々な方法があります。巷では着床前診断による産み分けが、一番確実と言われていますが(国内では禁止されています。)、料金が250万円以上とかなりハードルが高い方法のようです。
リベンジといっても、理想通りの家族を手に入れるのは、難しいのが現実です。一般的には、産み分けを行っている産院で指導を受けたり、産み分けゼリーを使用する方法がポピュラーですが、100%確実ではありません。
現状を大事にする
「何故、女の子(男の子)が欲しいのか?」と、希望の性別について改めて考え、洗い出してみましょう。意外とない物ねだりだけだったりするかもしれません。
理想ばかりを追わず、今、目の前に広がる現状を認め、それを愛しむ事で救われる場合もあるかと思います。
まだ見ぬ子供の事ではなく、今、その腕で実際抱ける愛おしい我が子をめいっぱい愛でてみてはいかがでしょう。「この目の前の子ではなく、別の子が欲しかったのか?」改めて考えてみると、きっとそうではない事に気づくでしょう。
また、そもそも、1人でも子供を授かれた奇跡自体に感謝をすべきです。それをいつの間にか忘れていませんか?人は、更なる欲に溺れる事で既に手に入れている目の前の幸せを見失いがちです。決して不幸なわけではないと思います。
同じ境遇の仲間を増やす
希望が叶わず、自分が恵まれていないと思うのであれば、同じように恵まれていないと思う他人を探して見つけましょう。
同じように残念な感情を持つ者同士であれば、理解し合える事も多く、一緒に居ても気が楽かもしれません。無理に強がるのではなく、自衛の為に、気持ちを共有できる仲間で、自分の周りを囲う事も有効的な対策の1つかと思います。
一緒に悩み、傷を舐め合い続ける関係ではなく、いつか、お互い気持ちを昇華させて、子供の性別なんていう悩みを悩みでなくすことができたら素晴らしいですね。
まとめ
叶わない事を望めば望むほど、心は苦しく落ち込み、窮地に追いやられ、周りが見えなくなってしまいます。
「なぜ、うちばかり恵まれないのだろう・・・」「どうして、私ばかり・・・」という不公平感、悔しさはそう簡単には晴れる事はありません。
「あの人は苦労もせず希望通り女の子(もしくは男の子)を授かった」と、今まで真面目に真っ当に生きてきた人ほど、強く感じてしまう感情かと思います。
しかしながら、長いこの先の自分自身の人生の為にも、客観的に自分自身を見つめ、感情を認め、他人を恨まず、嫉妬心を宥め、人としてレベルアップできる好機ととらえ気持ちの昇華を図る事が重要かと思います。
※生意気言ってすみません。ただ、少しでも同じように悩むママの癒しになればと思います。
[rakuten id=”book:17387253″ kw=”男の子が生まれるママ女の子が生まれるママ 「産み分け」を考えたら読む本 池川明”]
コメント