赤ちゃんに絵本を買ってあげてもいつの間にかボロボロに!綺麗な状態で少しでも長く読みたいママに、私がオススメする耐久性の高い分厚い絵本をご紹介します。
絵本を読み聞かせたらすぐに取り上げて隠してしまえばいいのだろうけど、自由に読ませてあげたいし。すると、いつの間にかしゃぶられたり、かじられたり、破かれたり…絵本のページはボロボロに。赤ちゃん時代は薄い紙の絵本は買うのを諦めました…
乳幼児向け絵本選びのポイント
乳幼児向けの耐久性あり絵本の選び方をご紹介します。
- ボードブックがよい!
- 本の角が丸いと安全!
- 表面加工されていると更にヨシ!
本は、ペーパーバック(ソフトカバー)、ハードカバー、ボードブックなどがあります。
それぞれ製本される紙の種類や製法が異なります。
絵本でよく見られるのは、表紙がつるつると光沢があり、カッチリとした厚紙のハードカバーかと思います。でも中身の紙は様々で、どんなに表紙が硬くしっかりしていても、赤ちゃんにかかればビリビリ、よだれが染みてぼろぼろになってしまったり…。
赤ちゃんにぴったりなのは、ずばり、ボードブックです。
合紙製本と呼ばれ、厚紙や板紙を貼り合わせて作られているボードブックは全ページが分厚く、とっても丈夫です!
更に、紙の表面がつるつるにPP加工されたものであれば、赤ちゃんのよだれにも強いです。すぐにサッと一拭きすれば、水分が染みて文字や絵が滲んたり、紙がよれたり、破れたり…という事も最小限に抑える事ができます。
0~2歳にお勧めの丈夫な絵本
今までに買い与えて良かった~と私が思ったボードブックをご紹介します。
はらぺこあおむし(ボードブック)
アメリカ合衆国の絵本作家エリック・カールが1969年に出版した幼児向け絵本。全世界で累計3,000万部を記録したベストセラー作品です。
はらぺこなあおむしが、空腹を満たすためにあれこれ食べまくりますがその結末は…!?というような内容の作品です。表紙込26ページです。
100万部突破しているボードブック、絵本に迷ったらまずこれでしょう。絶対後悔はないと思います。
絵本の内容がそのまま歌になって販売されているので、歌としても楽しめます。
また、キャラクターグッズも多数発売されており、はらぺこあおむしファンになると色々揃えるのが楽しいです。
ベビー用品の他、「そんなのも商品化されてるの!?」とびっくりするぐらい色々沢山あります。(息子がすっかりハマってしまい、気づいたら我が家はグッズだらけです…笑)色彩が鮮やかでおしゃれなので、タオルケットとか素敵です♪
しましまぐるぐる
発行部数累計185万部を超える赤ちゃん向けの超人気絵本です。白赤黒のコントラストが強く、2ヶ月の赤ちゃんから楽しめると言われており、ファースト絵本に選ばれる事が多いようです。
我が家も、一番最初に購入した絵本が「しましまぐるぐる」でした!
よみきかせというよりは、はっきりとした色の絵で視覚を刺激、繰り返される「ぐるぐる~」などの擬音語で耳を楽しませる感じですかね。
赤ちゃんが大好きな、「しましま」と「ぐるぐる」がいっぱいです。表紙込26ページです。
同作家の他の作品も沢山あります。低年齢絵本ランキング上位常連、万人受けしそうなシンプルかつ可愛い絵柄で、思わず揃えたくなってしまいます。
人気が凄くてキャラクターが色々商品化されています。探すのも楽しいです。
どうぶついろいろかくれんぼ (これなあに?かたぬきえほん)
動物のシルエットが型抜きされたページをめくると、その正体が…!問題と答え合わせを繰り返す、なぞなぞが楽しめるような内容の絵本です。表紙込32ページです。
次々と動物が登場し、次の動物は何かな~?と、子供の関心をひきます。
動物を連想させる擬音語が多いのも楽しいポイントです。色彩もハッキリしていて、低月齢から楽しめそうです!
この型抜きの仕掛け絵本シリーズはなんと13冊もあります。クリスマスやハロウィンがテーマの本もあるので、ちょっとしたイベント用のプレゼントにも喜ばれそうですね。
どーするジョージ!
カワイイわんちゃんがお留守番中、イイコにしていなきゃいけないのに、次々とやってくる誘惑にどう対処するのか…?という内容です。表紙込32ページです。
テンポよく、思わず子供も一緒に声をあげちゃうようなびっくりシーンもいくつかあり、繰り返し楽しめる内容かと思います。
絵柄、色彩がオシャレです!(色味はあいまい。コントラストという点では赤ちゃんには難しいかな…)同作家の作品が他にも何冊かあり、シリーズで集めたくなります。
低年齢向けの絵本は、絵だけでストーリーが進んでいくものが多く、よみきかせにならないのが残念、物足りないと私は常々思っていました。(私と息子らにとって「はらぺこあおむし」の文量が理想的!)
しばらく色々探して、よい文量だと思ったのがこれです。ほどよく文字があり、物語を読んで聞かせてあげる事ができるので、とても気に入っています。(絵だけでも、適当に独自の言葉を添えてよみきかせてあげればいいのですが、何せ語彙の少ない人間なものですからなかなか即興できないのです…)
※こちらは丈夫な厚紙のボードブックではありますが、表面加工されておらずツルツルしていないので、よだれや汚れは跡が残る可能性があります。気になる方は要注意です。
お?かお!
指の操作で、ページ上の人物の顔の表情が変わる仕掛け絵本です。表紙込10ページです。
人の顔の表情で笑うようになった赤ちゃんはウケるんじゃないかと思います。何度も仕掛けを動かして、興味を誘う事ができます。2歳児の長男は自分で動かして喜んでいました。
私が今まで手に取った絵本の中で、最高レベルの厚さのボードブックです。
なんと3.8mm!
「しましまぐるぐる」が1.5mmほどで、十分厚手と感じられる標準的な厚さかと思うのですが倍以上あります。一瞬「2ページ一緒にめくっちゃった?」と確認しちゃうほどです。ページ数は倍以上違うのに、本自体は「しましまぐるぐる」と同じ厚さ・重さなので笑えます、厚過ぎ!(笑)でも助かりますね~。
その分、ぺージ数が少ないですが、かな~り頑丈なので耐久度ではオススメです!
内容は、ストーリー物ではなく、顔の表情違いを一瞬だけ楽しむという、ビックリうふふ系のしかけ絵本です。
キャラクター図鑑
ひたすらアニメに登場する色々なキャラクターが、絵と説明文章で次々紹介されていく図鑑です。
絵本はストーリーと共にあっという間に終わってしまいますが、図鑑は絵も文章も多いのでかなりじっくり時間をかけてみせる事ができます。読み聞かせるとなると結構なボリュームなので、親の方は骨が折れますが…。
アンパンマンやトーマスなどのキャラクターに目覚めたら、いかがでしょうか?
我が家の長男は、安定したお座りが完全にできるようになった10ヶ月頃からアンパンマンの図鑑をよく見ていました。「大人しく一人で遊んでるな~」と思った時は、大抵、この図鑑をめくって見入っていました。赤ちゃんが絵本に没頭している時の後ろ姿(背中)は、なかなか可愛らしいものです(笑)
1歳前後の頃に本当によく見てた図鑑で、ボードブックながらもボロボロに。見開きの真ん中部分が裂けてしまったり。何度も何度もテープで補強しました。お出掛けの時もよく持って行ってました。
ここまで愛読してくれたら、もう十分です!
ダイソーのあかちゃんえほん
100均商品と馬鹿にできないのがダイソーの絵本です。色々なテーマで8種類シリーズ作品がありました。
もちろん、つるつるの表面加工がされているボードブックで、しっかりしています!表紙込12ページ程度ですが可愛らしい絵柄で、単調ながらもしっかりと楽しめる内容になっています。
ちょっと買い物ついでに…と、100円ならアリ!と、思わず買ってしまいますね。
ページ内の小窓を開けたり閉めたりして楽しむ仕掛け絵本もありました。仕掛け絵本が100円っていうのも凄い。ダイソーのおもちゃ売り場(もしくは書籍や文具売り場)は一度は覗いてみる事をお勧めします♪
いくらでもしゃぶってOK!布絵本
紙は紙、いつかはよだれの水分でふやけたり、乱暴な扱いで亀裂が入ったりも…。その点、布絵本なら安心です。汚れたら丸洗いできるものが多いので、衛生的でもあります。
赤ちゃんに一人遊びさせたい時に、渡しておくとママは楽だったりします!1つは持っていたいアイテムです。
しましまぐるぐる
大人気の「しましまぐるぐる」は布絵本版もあります。0歳児の赤ちゃんには、カミカミするおもちゃにもなって良いですね。
アンパンマンの布えほん
3ヶ月から楽しめるアンパンマンの布絵本です。ねんね期でも、広げてあげると視覚が刺激されますね。カシャカシャと音が鳴るページもあって、赤ちゃん自身が触って楽しめます。
ベビーカーにもつなげられるようにキーホルダーがついているので、移動用おもちゃとしても使えるのがポイント高いです♪
対象年齢が1歳からのアンパンマンの布絵本もあります。食事、歯磨き、お風呂、トイレ、お着替え、と絵本全体が生活習慣関係でまとめられています。2歳過ぎるとこの布絵本で「ごっこ遊び」もするようになります。
まとめ
第一子はともかく、第二子の事を考えると、やはりおもちゃや絵本は耐久性を気にしますよね。できれば、下の子にも綺麗な状態で使って欲しいですもんね。
以上、耐久性重視の絵本のご紹介でした!どなたかの参考になりましたら嬉しいです。
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